12枚目のアルバムを持って韓国に来た米国のポップスーパースターマライア・キャリー(39)が、論議を残して韓国を出発した。キャリーは14日、ソウル中区草洞MTVスタジオで予定されたファンミーティング『ザ・ステージ・スペシャル』の収録に参加した。15日関係者によると、収録は当初午後6時から始まる予定だったが、キャリーは1時間20分も遅く到着、午後7時45分頃舞台に上がった。その上『I Want to know What Love is』をリップシンクで歌い、長いことを待っていたファンを失望させた。

この日のゲストの歌手ブライアン(28)とナオミ(25)は、舞台に上がることができないということを、収録現場にきて聞いた。キャリー側が一方的に決めたことが伝えられた。MTV側は「公演が遅れて、次のスケジュールがあったブライアンとナオミが、席をはずさなければならなくて、キャリーと対面することが実現しなかった」と説明した。しかしナオミには、他のスケジュールはなかった。ブライアンは当初地方イベントを控えていたが、イベント主宰側と相談し、スケジュール消化に無理がないものと判断、キャリーのファンミーティングに参加することにしていた。ナオミとブライアンは午後6時30分になって、公演に参加できないという通知を受けたのだ。

またキャリーは、13日KBS第2『ユ・ヒヨルのスケッチブック』の収録でも、すべての歌をリップシンクで歌い、ファンから非難された。『ユ・ヒヨルのスケッチブック』は、実力があるミュージシャンのライブ舞台として、定評ある番組だ。歌謡界の関係者は「海外有名スターが、わざとそうするわけではないだろうが、韓国ファンに多少失礼な感じを与える場合が度々ある。キャリーが今回の来韓で、韓国ファンに良くない印象を残したようだ」と伝えた。

キャリーは13日記者会見で「多くの芸能人がパーフェクトな姿を見せるべきだという強迫観念に、苦しめられる。しかし芸能人が、自身の不安定さを初めから認めるならば大丈夫だと思う」と話した。キャリーはまさにこの不安定さを表わして、3泊4日間のスケジュールを終えて、15日韓国を出発した。

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