10月13日の夜、3年ぶりに来日したマライア・キャリーを急遽取材することになり、銀座のヴァン クリーフ&アーペルに向かいました。なぜヴァン クリーフ&アーペルかというと、その日の夕方に成田空港に到着したマライアでしたが、大好きなジュエリーのショッピングを楽しむということで、そのまま銀座のお店へ。そこで、特別にインタビューの時間をもらえることになった、というわけなのです。

マライアの到着に合わせ、お店は一旦クローズ。まさに貸し切り状態のセレブ・ショッピングが始まろうとしていました。お店の前に特大のリムジンが止まり歌姫マライアが降り立つと、銀座の街を歩いていた人々が一斉に集まりだし、あっという間に黒山の人だかり。屈強なSPたちに守られながら、マライア姫、入店です。黒のベロア調スウェットスーツにジャンボサングラス、という大迫力の着こなし。そして何より、想像以上にボリュームのあるボディに圧倒されます。ヴァン クリーフ&アーペルのCEOが店内を案内するなか、マライア姫も商品説明に耳を傾け、ゆっくり試着を楽しんだりします。もちろんセレブ・ショッピングらしく、その片手にはシャンパンの入ったグラスが。

ひとしきりショッピングを楽しんだあと、いよいよインタビュー・タイム。まずはお近づきのしるしにと、大好きだというハローキティの低反発マクラとスリッパをプレゼント。高価なジュエリーとはあまりにも対照的ですが、喜んでもらえたご様子。到着したばかりで疲れていることもあり、あまり時間をもらえませんでしたが、ジュエリーのこと、そして完全復活を遂げたことについて素直な気持ちを語ってもらいました。終始、公演前でノドを酷使しないためか、思わず「えっ?」と聞き返したくなるほどのウィスパーヴォイスでしたが、なんだかそれもいかにも世紀の歌姫らしいエピソード。どこまでもマライア姫らしい時間が流れるのでした。

そしていよいよ退場のとき。お店の前は、1時間近いショッピングの間もず〜っと待っていたファンや通りすがりの人々でさらにすごい騒ぎになっています。入店時と同様、やはり屈強なSPに守られながら、マライア姫はゆっくりと落ち着きながらリムジンへと向かいます。「マライア〜!!」という叫びとも泣き声ともつかぬ歓声に包まれながら。で、お店を出るときの姿が上の写真です。

浮き沈みはありつつも、やはりマライアは世紀の歌姫。セレブ中のセレブです。「貸し切りショッピングってどんな気持ちなんだろう?」とか「このSPたちとどんな会話してんのかな?」といった、私の下世話な疑問とはかけ離れたところで生きている。PVやライブなんかで見せる姿とは違い、身のこなしも話すスピードも常にスローで、こちらが拍子抜けするほど。セレブってのは、それくらい不思議な空気感に包まれた人物であることを再認識した夜でした。この取材の様子は、次号1月号で掲載の予定です。

 

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